私はなぜロマンチックな夢を見ることが出来ないんだ!?
えーっと… そういう意味じゃなくて…
まあ、説明しよう。
私は玄関ところの段々に座っていた。どうやら高校を卒業した夏らしい。短パンをはいてフェンウィック高校のTシャツを着て頭を両手で支えてボーっと外を眺めていた。私のそんな一時はすぐに破られた。銀色のセダンが目の前手違反で駐車したのである。見ていると運転席から出てきたのは…
セフィロスだった。(そう、あのFFVIIの悪役です)ハーバードの名前が入ったトレーナーを着てジーパン穿いて。髪はポニーテールになっている。
私が最初にやろうと思った事は「ぎゃー!セフィロスが玄関の前に来た!私はばらばらになって死ぬんだ!」と叫ぶことだったが私のそんなパニックを無視して車のトランクから大きいダッフルバッグを二つ取り出すではないか。
え…?
「これ運ぶの手伝ってくれるか?」
私が次に思った事は「これは彼がお隣さんの家を訪ねているに違いない」と言う事だった。もしかして彼はお隣さんの家の息子で私が会った事が無いだけかも。そういうことではなかった。彼は気軽の私の家の段々を上がり、ポケットから鍵を出し、ドアを開けた。
私が次にやりたいと思ったこと:「うわあ、何でセフィロスが家に入ってくるの?!」
「学校はどうだった?」
「…え?」
私が偉大なるセフィロスの質問に答える前に私の両親が走ってきて子供の帰りを喜ぶ親子シーンが目の前で展開された。(ついでに言っておくがその両親は私の両親であって宝条とルクレツィアではない。)聞くとセフィロスは私の兄でハーバード大学三年を終了したところだそうだ。専攻は政治でハーバード法学校に進む予定らしい。優等生でロード奨学生候補。私の考えとは違って普通の兄だった。
セフィロスが自分の部屋に荷物を置いた後で(この部屋は実際には家には無いのだが夢の中では私の部屋の隣にあった)、彼は私が本屋の図書券があると言うとボーダーズに連れて行ってくれた。その後アイスクリームを食べてくるまで帰ってくると駐車場に真っ赤な車が止まっている。
「あーあ、お隣さんの息子は気違いで夜中の二時にナイン・インチ・ネイルズを聴く様なやつなんだ…」と私は思った。そんなことを思っている間にセフィロスは車(あの銀色のセダンです)をとめて私達が家に入ると赤毛の人がテーブルに座ってクッキーを食べているのが見えた。
そう…レノがクッキーを食べているのである。
彼はジーパンを穿いていたがあのゴーグル見たいなグラサンは頭に乗っけておらず「コロンビア」と入ったTシャツを着ていた。私の二番目の兄でコロンビア大学工学部で一年生を終わらせた所らしい。
彼は私に学校はどうだったと聞き、私がプロムと卒業式を逃したと聞くとその二つのイベントは金の無駄になるだけだと保証してくれた。そして彼は次に私を「妹」と言ったのである。
要約してみると…私は彼らの妹なのであった。
0 comments:
Post a Comment